2015年8月12日水曜日

WRX STI Type S


ついにこの日が来た!!








WRX STI Type S
納車です!くぅぅぅ~~っ!



ヤバイ...




最高だぜ...!




「納車準備できました!」と連絡をもらい
ディーラに向かうと一番目立つところに
ブルーのWRXが!

カッコイイじゃないか...

力強いボディライン
深く鮮やかなWRブルー

惚れない方がおかしいよ

これが俺のクルマだなんて。
まだ実感が沸きません。
担当さんは他の客の納車対応をしているので
気持ちを落ち着かせながら順番を待ちます。

ドキドキ...
落ち着けるはずがありません


お客さんの納車が終わり、
すぐに担当さんが駆け寄ってきます。
親子3代スバル乗りの我が家にとって
この担当さんも3代目の担当です。

納車についての説明を受け
いよいよWRXのキーを受け取ります!



機械的な鍵機構を持たないアクセスキーが
最近のクルマらしいですね。



ドアハンドルのセンサーに触れて解錠。
ドアを開くとレザーと本革、
そして新車の香り。


クラッチペダルを確認しながらシート合わせ。

焦らずゆっくり...

エンジン始動。


BOXERサウンド最高...!

フフフ...

あぁ、ずっとこうしていたい..


等長等爆なのに、不思議と
「ドロドロ」音が聞こえます。
純正らしい素直で迫力あるマフラー、
かなり好みです。


そしていよいよクラッチをつなぐ
緊張の瞬間....
シフトノブのカッチリした感触...

一呼吸おいて…

スムーズに発進。

ディーラーから一般道へ。


はやく騒がしい都内を脱出したい。
最高のクルマで最高の場所に行きたい。

そんな欲望をグッと我慢して、
いまクルマのためにできることをします。

納車されたばかりのクルマは
品質管理用の油膜でベトベトだから
汚れが焼きつく前に磨いてしまいます。


油膜落としでフロントガラスを
磨き続けること3時間。
きれいに油膜が落ちました。

左が磨き前 右が磨き後

油膜を落とすと水がガラスに滲みます。
この状態になったら撥水コートをして
作業完了!
リアガラスは後日行いました。

ちょっと大変な作業だけど、
するのとしないのでは数年後に
差が出るはずです。

納車されて最初に1回、
手間を惜しまなければ
良いコンディションを長く維持できます。

自分でできない場合は、新車購入時に
ガラス撥水コーティングを頼むと
同じことをしてくれます。
撥水よりも油膜を落としたいので、
一番安いコーティングでOK。

ボディも同様に油膜がついていますが、
ボディはガラスよりも面積が広く
複雑な曲面形状をしているので
納車時にボディの撥水コーティングを
お願いしました。



さて、集中して作業をしていたら
23時になってしまいました。
翌日は朝2時出発でドライブするのに...

少しでも休息をとって
明日に備えたいところでしたが、
なんやかんやで寝ることもできず
朝3時に出発。

なんと、納車後初ドライブは
徹夜状態でのスタート

しかも行き先は
ワインディングロード

そして走行距離500kmを予定

どうしてこんなエクストリームなことに...


目的地までは下道と高速道路で
200kmほど移動します。

その途中、なんと白いVABに遭遇!
納車後すぐに同じ型式のクルマと
ランデブー走行するなんて!

お互いを意識しながら、
でも決して煽ったりせずに
常識的な速度で一緒に走るのは
スポーツカーで一般道を走る醍醐味です。


それにしても、このクルマの運動性能はすごい
エネルギーがみなぎっていて、
普段はそれを隠してなきゃ
能のない鷹になってしまうと思う。

アクセルを踏めば踏んだだけ加速する。
ステアリングを切れば切っただけ曲がる。
ドライビングインフォメーションが
ハッキリ伝わってくる

はやく技術を磨いて
意のままに操れるようにならなければ


そんなことを愉しみながら
目的地へ来ました。


美ヶ原・ビーナスライン!
とっても見晴らしの良い、
定番のドライブルートです!

最終目的地の道の駅・美ヶ原高原まで
走り応えのあるワインディングが楽しめます。

慣れないマニュアル車でのヒルクライムも
低速トルクからのすさまじいパワーのおかげで
簡単に登ることができました。

ちょっとスペックを紹介






車名/グレード; WRX STI Type S

型式; CBA-VAB

全長×全幅×全高 [mm] ; 4595×1795×1465

車両重量 [kg] ; 1490

エンジン; EJ20 水平対向4気筒 2.0l DOHC 16バルブデュアルAVCS ツインスクロールターボ

最高出力 [PS/rpm] ; 308/6400

最大トルク [kgf/rpm] ; 43.0/4400

変速機; 6MT

ボディ色; WRブルー・パール



さて、目的地・美ヶ原高原までは
いくつか展望台&駐車場が作られていて、
大パノラマをゆっくり楽しむことができます。

車山肩駐車場

三峰大展望台

折り返し点

道の駅・美ヶ原高原に到着!
とっても空気が澄んでいて
気持ちの良い場所です。

しかしここに来たときはすでにヘトヘト...
ほとんど写真を撮ることができませんでしたorz
(それにクルマの写真ばかりで風景をほとんど撮ってない)

新車でドライブして
少しは親孝行できたかな?
帰りはお盆の大渋滞で両脚が悲鳴でしたが、
おかげでずいぶん半クラに慣れることが
できました。

初ドライブは天候にも恵まれ、
約500kmを無事に走破!
スポーツカーにとってこれは本望でしょう。


それにしても美ヶ原は良い場所で
近いうちにまた来たい、
そう思わせてくれる
ドライビングスポットでした。



さて、翌日は伊豆方面にドライブです。
例によって朝3時スタート。


まだ夜明けの薄暗い時間に
神奈川県と山梨県の県境に沿う
同志みちにきました。


昔は未舗装路だったようで
道幅ちょっと細めのターマックは
WRXにとてもよく似合います。

今日は途中で景色&道路状態の良い
ドライブコースを走りながら
伊豆方面を目指します。


同志みちを抜けて山中湖に出ました。
箱根裏街道を通り御殿場へ。

この後はワインディングロードが続くので、
御殿場市街で給油を済ませます。
そして...


箱根・芦ノ湖スカイライン!
とっっっても爽快な、
ドライブのために存在する道です!


空と富士山と、そして道路そのものを
楽しむことができる
箱根イチオシの有料道路です。


いくつも展望台&駐車場が整備されていて
ワインディングの走りと富士山の眺め
どちらも思う存分楽しめます。


駐車場も十分なスペースがあるので、
愛車の撮影が捗ります。
天気もよく、気がついたら
1時間半も写真を撮り続けていました。


箱根・芦ノ湖スカイラインは
とっても良い道ですが、
そこから先の繋ぎ区間も
実に楽しい道が続きます。

そしてついにやってきました、
伊豆スカイライン!


料金所で行き先を告げて、いざ全長40kmの
高速ワインディングロードへ!


うぉぉぉぉおお!!!!

ずっとこんな道を走りたかったんだ!!



箱根・芦ノ湖スカイラインもそうでしたが、
伊豆スカイラインも有料道路だけあって
路面状況が素晴らしい!

下手に無料化して荒れ放題には
ならないでほしいですね。


中速~高速カーブとストレートに、
適度なアップダウンが組み合わさって
軽快なドライブが楽しめます。

そんな道路だからか、
ファミリーカーであってもドライブを楽しみに
来てるクルマが多いですね。
お金を払いたくない移動目的の人は、
熱海側の国道を使うでしょう。

そんな走り好きの
ドライバーやライダー率が高く、
加えて路肩が広く待避所も複数あるので
先行車に追いつく/追いつかれても、
お互いストレスなく譲り合って
気持ちよく走ることができました。

風景・路面状態、そして譲り合い率の高さが
この道をお気に入りの場所にしてくれます。

亀石ICにある駐車場は高速道路のちょっとした
PAのような場所で休憩には最適です。

土産物/食事処の建物には、
光岡のショールームになっていました。

ビュート

左; リューギ 右; ヒミコ





本当は伊豆スカイラインを越えて
修善寺から西伊豆スカイラインまで
走る予定でしたが、時間の関係で
伊豆スカイラインで折り返します。

連日のドライブや寝不足気味で
身体が疲れているときに
無理はしない方が良いのは
大学時代の自転車ツーリングで
経験しています。

無事に帰ることができれば、
次もまた来ることができるので
西伊豆スカイラインはその機会まで
とっておくことにしました。
(そして、その機会はすぐにやってくるのだ)

終点の天城高原出口から、
半島の東側へ向かい昼食にします。



とても楽しい道を交互にハンドルを握った
父親が、海鮮丼をご馳走してくれました。


海の幸をぶち込んだ、とんでもなく濃厚な
「漁師味噌汁」が疲れた身体に染み渡ります。

昼食を食べ終わったら折り返し。
一碧湖を回って伊豆スカイラインに合流し、
箱根まで戻ります。
途中、荷物満載の軽自動車が
スカイラインを爆走してました。
地元民すごい。


帰りは箱根ターンパイクを使って
箱根を下ります。
同じく有料道路の箱根新道や、
箱根駅伝でおなじみの旧道など
複数候補がありましたが、
コースコンディションが良さそうなイメージの
ターンパイクでダウンヒルします。


頂上の駐車場にはそれらしいクルマが
たくさん停まっていました。
そんな場所に堂々と駐車できるのは
スポーツカーの特権ですね。

ターンパイクの下りは、ブレーキを
焼かないように3速入れっぱなしです。
エンジンブレーキを使い転がり降りていく
すこし退屈なダウンヒルでした。

箱根を下ると今日のドライブは終了です。
高速道路で家を目指します。

すると...


納車されてからの総走行距離が
1000kmに近づきました。
明日から、ディーラーはお盆休みに
なってしまいます。
そこで、このあと1000km点検できないか
ディーラーに電話します。

私「いま高速なんだけど」
担当「えっ!!事故ですか!?
私「いや、1000km走ったんで点検お願いしたいんですけど」
担当「えっ!!!もう1000km点検ですか!?

そりゃ納車2日で電話したらそうなるよねw

そんなやり取りをして、サービス時間終了
ギリギリにディーラに滑り込みました。
急な連絡なのに引き受けてもらって
感謝&いつも遅い時間で迷惑かけてますね...

そんな訳で、納車からなんと2日で
1000km点検を行い、エンジンオイルも
カストロールにしてもらいました。
どのオイルがいいか、交換のたびに
銘柄変えていろいろ試してみようと思います。



2日間で怒涛のように走った翌日は、
たっぷり睡眠をとり
昔から縁のある西新井大師で
御祓いをしてもらいました。

とても丁寧にお祓いしてもらったので
ドライバーがしっかりステアリングを
握っていれば、この先きっと無事にドライブを
楽しめるはずです。

最高のクルマを持っているのだから、
たくさん走らなきゃ損でしょう。

運よく(?)東京と群馬の両方に
拠点があるので、これからたくさん
ドライブをしていきたいですね。