8月はねぶた祭りを見に青森へ3日間の小旅行をしてきました!
いつか見てみたいなーと思っていたねぶた祭り。でも青森って遠い...
学生の頃に自転車で1度訪れたことがあるけれど、その時は半日だけ滞在して観光もなし。実質的に今回が初めてとなった最北の土地は、自然溢れる素晴らしい場所でした!
8/5(金) 青森1日目
自宅から青森までは約650km。高速道路をかっ飛ばしても6時間以上かかります。朝3時に出発して東北道をひたすら北へ!
そんなにも遠いのに、どうしようもなく行きたくなるほど、青森は魅力ある場所だと思うんです。
道の駅・ひろさきに着きました。今回のおおまかな行動予定を考えます。
平日の今日は青森市のねぶた祭り、土曜日は弘前市のね"ぷ"た祭り観光をする予定です。
今回は2日間とも弘前駅前のビジネスホテルに滞在します。
青森市のねぶた祭りは19時30分からスタート。夕方まで弘前市内を散策して、そのあと電車で移動することに。
弘前城近くの「ねぷた村」。青森市の祭りが「ねぶた」で、弘前市は「ね"ぷ"た」です。
ねぷた祭りの歴史や、津軽の伝統工芸の展示・体験ができるみたい。
ホテルのチェックインまで時間があるので、ここの有料駐車場を利用して弘前城周辺の散策を開始します。
まずは、弘前城公園へ。
公園内はかなり広い!カメラを持って気の向くままブラブラします。
お堀にかかる「春陽橋」。絵になるなぁ
長距離ドライブのあと、ゆっくり公園散策するのもなかなかいい感じ。
反対側から。
弘前城といえば、春の桜まつりが有名です。この並木も桜が満開になったら素晴らしい景色になりそう!.
桜だけでなくモミジもありました。どの季節に来ても楽しめそうな公園です。
推定樹齢300年以上の大イチョウ。
根っこもすごい。
緑が多いと落ち着くし元気になるなー
こうやってゆっくり過ごす一人旅もいいもんです。
小路を進んで天守閣へ。
弘前城は現在、石垣修復工事のため天守閣が元の位置から70mほど移動されています。城を持ち上げて動かす大工事!
元の位置に戻るのは10年後だそうです。
弘前城と岩木山。
日本には12の天守閣が現存していて、東北では弘前城が唯一だそう。
天守閣の中に入ることもできます。3層構造で展示品もありました。
周りに高い建物がなければ、市内のどこからでも岩木山が見えます。まさにシンボル。
修復中の石垣。戻ってきたらまた観光したい!
緑の季節もいいけれど、桜や紅葉の時期もすごく良さそう。
追手門から公園の外に出ます。
桜まつりの撮影スポット。両側の桜が満開になって、散った花びらが濠を埋め尽くす花筏を見に、また訪れたいですね~
弘前城のすぐ近く、藤田記念庭園。
気になっていた場所で、ここも散策します。
庭園の中は、日本庭園の低地部と洋風庭園の高台部に分かれています。
聖地スポット。コンクルシオ。
ここまでは無料。
弘前城の有料区間に入る際、藤田記念庭園にも入れる入場券を買いました。
日本庭園。落ち着くいいところです。
庭園の中に滝が!手持ちスローシャッターでがんばる。
和館と洋館。中に入ることもできます。
和館の内側から。けっこう広い。
「掃雪開松徑」。道を自分で拓いて目的達成すると嬉しいねって意味らしいです。(超訳)
入り口まで戻ってきました。
実はこの洋館、喫茶店になっていて軽食ができます。
大正浪漫喫茶。昼食を兼ねて休憩します。
店内の様子。
一人で入るにはちょっと勇気いるかも。
グランドピアノやシャンデリア、ステンドグラスがあるけど、豪華絢爛というよりどこか落ち着く。
ナポリタンを注文しました。
一人で歩き回っていると、食べることがつい後回しになってしまう...
青森といえば林檎!ってことでアップルパイとアップルジュース。
自然な甘さが美味しかったです。
いろいろなお店のアップルパイを選ぶことができます。
今回は「津軽ゆめりんごファーム」のアップルパイをチョイスしました。
ゆっくり休憩したあとは、藤田記念庭園を後にして市内散策に出掛けます。
市役所前でみつけたゆるキャラ「たか丸くん」。弘前城は別名、鷹岡城と呼ばれていて、その鷹がモチーフになっているようです。
たか丸くんのねぷた発見!
青森銀行記念館。1904年建設の歴史ある立派な建物。旧紙幣とかが展示されているようです。
大鰐線の踏み切り。
単線っていいよね。
レンガ造りの倉庫。適当に散歩していても飽きないなー。
まちなか情報センターに来ました。
何を隠そう、今回の旅の目的のひとつは、弘前市が舞台の漫画、「ふらいんぐうぃっち」の巡礼です!
設定画展をやっています。
市内散策に戻ります。
旧市街の百貨店。周囲から浮いてる感じがなんとも。
ねぷたガレージを発見!左下に注目!
弘前公園まで戻ってきました。そろそろいい時間なので、駐車場まで戻っていきます。
本当にのんびりしてていい雰囲気。
紅葉の時期の風景を用意に想像できちゃう。絶対に綺麗な場所だ!
来た道を戻って石場家住宅まで来ました。江戸時代から続く商家で現在もお酒を取り扱っています。
建物は重要文化財指定されています。ここで買った日本酒は美味かった!!!
中を見学させてもらいました。ここでお酒を飲むこともできるようです。
ここも聖地スポットでした。
巡礼すると観光が捗るw
弘前市内の観光を楽しんだら、一度ホテルにチェックイン。ねぷた祭りのため、駅周辺の道路は17時ごろから規制が始まるようです。早めにクルマを預けます。
朝暗いうちから長距離ドライブしたあと、市内散策で歩き回ったのでさすがに疲れが... 1時間ほど仮眠したあと、弘前駅から青森駅まで電車移動します。
弘前駅には大きな宣伝パネル!私を青森へ連れて来た作品です。
いやぁ、本当にのんびり優しい町でした。
青森駅に到着!ここは5年前にも見た風景なので少し懐かしい。
沿道は屋台が出ていてお祭りモード全開!テンションあがる!
移動しながらねぶた見学を始めます!
すごい迫力!まさにテレビや写真で見た光景!いや、それ以上!
ねぷただけじゃなく、「らっせーら!」の掛け声や、囃子太鼓、跳人の踊りなど、この「お祭り感」はその場に行った人にしか味わえないでしょう!
カメラ撮影も楽しい!
ド迫力!
楽しい!!
知らない土地だけど、周りが盛り上がってるとこっちも楽しくなってくる!
旅先で見る祭りっていいもんです!
いつか見たいと思っていたねぶた祭は、とても楽しく大満足のお祭りでした!
8/6(土) 青森2日目
ねぶた祭りを楽しんだ翌日は、本州最先端・下北半島一周のドライブをすることに。朝6時過ぎに出発です。
タワー式駐車場のドアが開いたら、ドライブ開始!
下北半島を時計回りに1周します!どんな景色に巡り合えるか楽しみ!
看板を撮影した場所で20,000km到達でした。
早朝の海沿いドライブが気持ちいいね~
大当たりの景色!
この先のR338・海峡ラインでは険しい山岳ワインディングになります。
マグロで有名な大間まで来ました!
太陽が高くなっても空が青い!
ここでお昼にします。
マグロ美味いっ!
大間もいいけれど、もうひとつ気になっている岬へ!
下北半島の北東端・尻屋崎。とっても眺めの良い岬です。
青い。北海道もうっすら。
尻屋崎には寒立馬(かんだちめ)という馬が放牧されています。一時期は絶滅寸前まで激減しましたが、今は頭数が40頭ほどまで回復した天然記念物です。
のんびり、いい場所です。
青と青と青。
名残惜しいけど、尻屋崎を後にしてねぷた祭へ向かいます。
弘前には春夏秋冬それぞれお祭りがあるのですが、そのうちのひとつ、ねぷた見学です!
弘前ねぷたの山車は絵が描かれた扇型が多く、直径4mの大太鼓に跨って太鼓を鳴らしたり、掛け声が「ヤーヤードー」など、青森市のねぶた祭りとは違ったお祭りです。
ねぶた祭りが全国区のメジャーなお祭りなら、弘前ねぷたは地域で一体となって子供たちも参加するアットホームな雰囲気でした。
表面の鏡絵は、三国志や水滸伝などを題材にした勇ましい絵柄です。
裏面の見送り絵はこんな感じ。
昨日に引き続き2日連続で夏祭り見学をすることができました!今回はいけなかったけれど、五所川原の立佞武多も見てみたいなぁ、とお祭りの空気にあてられて楽しい2夜でした!
8/7(日) 青森3日目
2泊3日の青森旅行もあっという間に最終日となってしまいました。今日は津軽半島を巡りつつ、白神山地や岩木山をドライブすることにしました。
市街地を抜けて海の近くに来たので休憩。今日も海を眺めながらのドライブです。
竜飛崎まで来ました!海が近いのに断崖絶壁となっていて見晴らしが良いです。
竜飛崎の灯台。崖の上にあるので、建物自体はそれほど高い造りにはなっていないようです。
有名な階段国道があります。
絶景ドライブ!素晴らしい!
ちょっと走っただけで、さっきまでいた竜飛崎があんなに遠くに!
海のすぐ横を走る山岳道路・龍泊ライン!ドライブ好きには堪らない!
青森の道を心に刻みます。
振り返れば素晴らしい山岳道路。
眼下には日本海!
山と海を同時に楽しめる最高のドライブ!
標高を一気に使い切って海抜0メートルへ!素晴らしかった!
青森といえばお米も有名ですね。両側が田んぼの道、「米マイロード」を走ります。
東北だって夏は暑いんだよ!
このあと岩木山の外周を走りました。岩木山スカイラインはまた今度にとっておきます。
白神山地方面へ。
美山湖にきました。青森って森や湖が多くていい感じ。
森の中へ少しだけ進んでみます。
グリーンドライブを楽しみます!今度来るときは白神山地歩きしたい!
帰る時間が迫ってきたので、弘前郊外まで戻ってきました。
巡礼も忘れません。
りんごはちょっと早いかな?お土産をたっぷり買い込んで、そろそろ青森を離れます。
走り回った軌跡。青森って広いなぁ!また来るぞ!
夕方に青森を離れ、帰宅すると3日間の走行距離は2000kmを超えていました。ちょっと遠い、でもそのくらい離れているからこそ魅力が増すのかもしれません。
青森は自然豊かで、たくさんの景色がありました。それは山や海があるだけでなく、自然公園や日本庭園のように、市街地の中でさえ、心地よい場所に溢れています。そしてまだ行けてない場所がたくさんあります。
また、今回は夏の旅でしたが四季それぞれで楽しめそうだなぁ、と感じるのも自然に溢れた土地だからこそ。
何度でも訪れたい、そんな素晴らしい旅になりました。
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